【書評】夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

ビジネス本
夢をかなえるゾウ4,水野敬也

日本一読まれている自己啓発本「夢をかなえるゾウ」シリーズの第4作。

今回の主人公は、奥さんと子供がいる家庭持ち。
幸せな生活を送っていましたが、突如余命3か月の宣言を受けます。

そんなかかでガネーシャと出合い、残された少ない時間をどう過ごすのか、家族に何を残していくのか、課題をこなしながら考えていきます。
「夢」との向き合い方についても考える、今までのシリーズにはない展開となっています。

とにかく、難しく考えなくても読んでみるとストーリー面白いのでどんどん引き込まれていきます。
読んでいくうちに、何か一つでも心に刺さるものがあり何かしらの変化を感じ取れると思います。

小説のような読みやすさで、ためになる一冊です。

この本はこんな方におすすめ!
  • 夢との向き合い方を考える人
  • 家族や大切な人に何かを残していきたいと思っている人
  • 悔いのない人生を送りたい人

本を読む時間がない方は、聴く読書がおススメ!
本書も対象となっています。
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著者の紹介

水野敬也氏
デビュー作「ウケる技術」で30万部超えのベストセラー。
その他「LOVE理論」など、小説やビジネス書の分野で活躍されています。
ブログもされており、書籍以外の分野でも幅広く活動されています。

「夢をかなえるゾウ」シリーズは累計460万部を超えるベストセラーとなった本で、日本一読まれている自己啓発小説という触れ込みです。

内容の紹介と感想

本書に書かれている内容を紹介します。

ベストセラーの自己啓発本シリーズの4作目。

本作を始めて読むという方は、是非過去の作品も読んでみてください。

夢をかなえるゾウシリーズの概要

夢をかなえるゾウシリーズはストーリー形式の自己啓発本です。
主人公のもとにインドの神様「ガネーシャ」が現れ、様々な「課題」を出してきます。

主人公は自分勝手なガネーシャに振り回されながら「課題」をこなしていくと、人生が変わるような成長を成し遂げていく。
という流れとなっています。

本作の特徴

今回のテーマは「死」。
そして夢の「手放し方」。

誰もが夢を全てかなえることができるわけではなく、手放す夢もあるはずです。
夢との向き合い方を教えてくれる作品になっています。

今回の主人公は家庭持ちです。
妻の志織と娘の晴香を持つ父親。

余命3か月の宣告を受け、残り少ない人生で主人公が「夢」とどう向き合うのか、というストーリー。
シリーズの中で一番感動的な内容でした。私の中ではシリーズの中で一番好きかもしれません。

私自身も家庭持ち。
もし、自分が余命宣告を受けたら……と思うと他人事とは思えなく、いつの間にか主人公と自分を照らし合わせています。

家族を持っていなくても、誰にも大切な人はいるでしょう。
そして誰にも訪れるが、考えを避けたい「死」について向き合い方。

大切な人を残してこの世を去らなければいけない、と思うと残された時間を大切に生きようと思うものでしょう。
相変わらずふざけた態度をとるガネーシャですが、主人公は残り少ない時間を大切に過ごすため、「課題」をこなしていきます。



本作はシリーズ4作ですが、「本書の使い方」出てきます。

ただ今回は「覚悟はできていますか?」という問いかけではなく、課題をこなすことで「最高の人生だった」と死を迎えられるようにしましょう、と。
いつもより優しく問いかけてくれます。

ガネーシャの課題の出し方も、1作目と同じよう1つ1つこれをこなしていきなさい、と指示されます。
最後にはもちろん「教え」一覧も掲載されています。

今作は以前の作品より涙多め。そして、ためになることもたくさん詰め込まれています。

本作のサブ登場キャラ

夢をかなえるゾウシリーズには、ガネーシャ以外の神様などのサブキャラが登場します。
今回は「死」がテーマということで死神が登場します。

実はこの死神、2作目にも登場しており人間とお笑いコンビを組んでいたこともあります。

この死神が、今回も重要な役割を果たしております。
余命宣告を受けた主人公の寿命を表した(?)ロウソクを持ち歩いています。

死神が教えてくれる「死に際に後悔する10のこと」は考えさせる内容です。

最後に、釈迦
ガネーシャを慕う神様仲間です。
やっぱり出てきます、レギュラーです。

おすすめ「課題」

本作でためになった、刺さった課題を紹介します。

  • 死に際に後悔する10のこと
  • お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいかを夢想する
  • 「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る

それぞれ詳しく紹介します。

死に際に後悔する10のこと

いきなりですが、ガネーシャの課題、教えではなく死神の教えです。
余命宣告を受けた主人公に対して

「死に際の人間は、統計的に見て、ほぼ同じことに後悔する」
と言ってその内容を告げます。

  1. 本当にやりたいことをやらなかったこと
  2. 健康を大切にしなかったこと
  3. 仕事ばかりしていたこと
  4. 会いたい人に会いに行かなかったこと
  5. 学ぶべきことを学ばなかったこと
  6. 人を許さなかったこと
  7. 人の意見に耳を貸さなかったこと
  8. 人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
  9. 死の準備をしておかなかったこと
  10. 生きた証を残さなかったこと

どれも特別なことではないのですが、今の生活がいつまでも続くと考えていると実行しないことです。

死に際に全く後悔しないということがあり得るのかどうかわかりませんが、このリストの内容を心に留めることで軽減されるかもしれないですね。

また、死神は以下の言葉も残しており、考えさせられるものがあります。

人間にとって、仕事というのは相当気持ちの良いものなんだろうな。
死期を大幅に早めることになったとしても、やめられないものなのだから

家族を守るために働いているのですが、その家族や自分自身の健康より仕事を優先してしまって身体を壊しては元も子もありませんね。

家族と過ごす時間、健康な身体より大切なものはないと思い知らされます。

お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいのか夢想する

仕事は生活のためと割り切っている人は多いのではないでしょうか。
つまり、生活するためのお金を得るために、やりたいわけでもない仕事をしている状況のこと。

もちろんそうではない人もいますよね。
自分のやりたい仕事に情熱をもってと打ち込んでいる。
そうゆう人は成功者で、お金に困っていないのではないでしょうか。

そこで、お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか想像してみなさい、という課題です。
主人公は余命3か月をどう生きるかというブログを始めます。

今は、インターネットが当たり前の時代です。
副業も推進される世の中となりました。
今の仕事を辞めなくてもやりたいことをやってみる環境が整いつつあります。

SNSを通じて発信してみることや、インターネットで副業を始めるなど実行できることはあるはずです。
お金の問題がなったらどんな仕事をしたいか想像してみて、できることをやってみることが必要なのだと感じさせられます。

「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る

本編では主人公が余命宣告を受けていて、残された少ない時間の中で「やりたいことリスト」を作るという課題となっています。
できるかどうかは一切考えずに、やりたいことを20個以上書き出すという指示となっています。

主人公があげたリストは、「家族旅行をする」や「カウンターで高級お寿司を食べる」などの割とすぐに実現できそうなことから、「豪華客船に乗る」や「自分の会社を作る」などちょっと大変なことも。
できるかどうかを考えないところがポイントですね。

このやりたいことリストをこなしていくことでストーリーが進んで行きます。

残り少ないかどうかは誰にもわからないですし、死は必ず誰にでも訪れますので、「死ぬまでにやりたいことリスト」は作っておいてもいいかなと思いました。
難しく考えずに書き出していくことで、忘れていた願望を思い出したり、行動に移したくなって実現しやすくなるようです。

リストを作成して、毎年見直して、実現できたことを消していき、またあらたなやりたいことを書き出していくと面白そうですね。

まとめ

今回は、水野敬也さんの著書「夢をかなえるゾウ4」を要約・紹介させていただきました。
シリーズ通して大好きな作品で、今回も楽しく学ばせていただきました。

今作は今までと雰囲気が変わって、重たいテーマでいつもよりガネーシャの行動も控えめな気がします。
重たいテーマだけに、考えさせられることも多いです。

また、後半に大きな展開が待ち受けており、ここがさらに感動を呼ぶポイントになっています。

今回紹介させていただいた課題以外にもたくさんためになる課題があります。
ストーリーを楽しんでもらうために紹介を控えさせてもらったものもありますので、興味があったらぜひ本書を読んでみてください。


以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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